幡野広志さんの個展
今日は幡野さんの個展「優しい写真」を見に、銀座へ行ってきました。
前々からブログを拝見しており、前回の個展「いただきます、ごちそうさま。」にも伺いました。
カメラマンであり、猟師でもある方なので、前回は猟師目線の作品が多かったです。
前回は写真だけでなく、映像作品、モデルガンや頭骨、動物に関する本(子供向けの図鑑から、猟に関する本、ジビエや畜産についてなど幅広く)も展示されており、鹿肉や猪肉の缶詰などの販売もあったので五感で感じて、知ることのできる展示でした。
今回は幡野さんの息子さん「優くん」の写真展
生まれたばかりの頃から2歳までの成長が感じられる、パパ目線の展示でした。
会場は 撮影・SNS OK
手描きのイラストが可愛いです。
優くんと同じくらいの高さのつみき
0才さんだと、まだ一人でここまでは積み上げられないと思うから、きっとパパかママと一緒に積み上げたのかな?
作品によっては、手描きのキャプションも
きっとパパ・ママや、子どもに携わる人なら「あるある!」って共感できる内容だと思います。
パパのお仕事道具を持つ優くん
人によっては、子どもに鉄砲やカメラを持たせるなんてと眉をひそめそうな気もするけど…
大切な道具を貸してくれるパパの優しさや、パパの物に興味を持つ優くんの、パパが大好きって気持ちが伝わってきます。
子供写真館でお勤めしているけど、こういった表情って絶対狙って撮れない。
やっぱり、パパやママの撮る写真には敵わないなって思います。
2歳のお誕生日写真
1歳のお誕生日写真と比べて、随分大きくなっているし、後ろのトーマスが沢山貼っているデコレーションからも、ご両親の愛が感じられます。
キャプションにくすりとしつつも、知らない人に対して配慮している(嫌がって泣いたりはせずにじっと座っている)ことにお兄さんらしさを感じます。
最後の写真だけ、奥様が撮った幡野さんと優くん2人が写っている写真
2人とも素敵な笑顔です。
前回よりもシンプルな、写真と手描きのキャプションだけの展示だったからこそ、優くんに対する愛が感じられる展示でした。
幡野さんはガンを患っていらっしゃり、お医者さんからは余命も宣告されています。
いつか来るその日を思うと、少し切なくもなる展示ですが、来て本当に良かったです。
個展の詳細については、幡野さんのnoteにあります。
土日はイベントもあるみたい。11月15日までです。
惹きつけられる文章を書かれる方なので、気になった方はnoteを読むだけでも心に残るかと思います。
優しい写真|幡野広志|note(ノート) https://note.mu/hatanohiroshi/n/n17408e334beb
幡野さんが優くんに伝えたい事をまとめた本も出版されております。
今日、うちにも届いたので、まだ全ては読みきれてはいませんが、noteを読んで気になっている方は本もおすすめです。
「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。」
https://www.amazon.co.jp/dp/4569841252/ref=cm_sw_r_cp_awdb_c_in.4Bb1FNNRJ8
noteに書いてあることも纏められています。
大人にとっても生き方のヒントになるかと思います。